2014年12月05日

ゆりかごの歌

昨日長女が帰宅後、
「なあなあ、お母さん
『ゆりかごの歌』って知っとう?」
と興奮しながら言うではありませんか。

「私なあ、なんでか知ってるんや!
『カ~ナリヤが』ってとことか覚えてるんや!
もしかして、昔歌ってくれたん?」

「うん、あんたもだけど、3人とも寝かす時には
いつも歌っとったよ。
『ゆ~りかごのう~たを、カ~ナリヤが
う~たうよ~、ね~んねこ、ね~んねこ、ね~んねこよ~』
ってね・・・
そうかあ、今でも覚えてるんだあ・・・」

「うん、なんか
いつも聞いてたなあって思って!」

なんでも高校の音楽の授業で
童謡の歌詞を作る・・・という内容をやっているらしいんです。
で、この日は 由紀さおり姉妹の赤とんぼなどの録画を見たり、
子守唄を聞いたりしたとのこと。

しかし・・・
高校生になっても覚えているとは!

初めての子育て。神経質でなかなか寝なかった長女、
そして、見知らぬ土地で妊娠、出産をした私には
まだ親しい人もいなくて、孤独な子育てでした。

多分、その頃よく見ていた
『いないいないばあ』
で、ゆりかごの歌をやっていたのだと思います。
素直で美しく、可愛らしいその歌を
いつのまにか覚え、昼ねの時、就寝の時、
一生懸命歌っていたのを覚えています。

もちろん、双子の時にもやっぱり、
このゆりかごを歌っていました。

歌ってあげたのは昼寝があった幼稚園入園までくらいでしょう。
大きくなったら全く歌っていません。
本人も今では嵐三昧で、他の歌なんかなんにも聴かない日々です。

それでもこの歌を覚えていてくれたなら、
『ゆりかごの歌』を歌ったかいがあったなあ、
子育ては大変だけど、子どもがいて良かったなあと
思わぬプレゼントをもらった気分になりました。

そして、夕飯作りながらこっそり泣きそうに
なっていた私・・・

子守唄を覚えていてくれて、ありがとうピカピカ
  


Posted by だいちゃん at 11:17Comments(0)子育て