2012年03月14日

3.11の日考えたこと

ちょっと遅くなっちゃいましたが・・・

3月11日(日)寒いです。

あいめっせに本の返却に行きました。
「まま」春号の配布をと納屋工房さんに向かったところ
森住卓さんの「福島の写真展」を開催しておりました。
3.11の日考えたこと


「よかったらどうぞ!」
という声に誘われおじゃましました。
20点の写真が展示されていました。
どれもこれも厳しい現実を伝えるもので、
目を覆いたくなるようなものもありました。
餓死した酪農家の牛など、骨と皮になって
横たわっていました。
衝撃的だったのは原発事故後に産まれたうさぎ。
両耳が無いのです・・・
もっとたくさん見たい気もしましたが、
一方で見たくない気もちもありました。

原発関連の本や、各地でのイベントのチラシなども
机の上に並べてあり、その一つ一つの情報媒体から
「忘れないで」と訴えかけられているような
気がしました。
もちろん、森住卓さんの写真集もありました。
機会がありましたら、手にとってご覧になってください。

何もできない自分、募金をさせていただき
この場をおいとま致しました。

帰宅すると長女が櫻井翔君が出演している
震災関連の番組を見ていました。
「難しいけど、がんばって見とんや」
と言っておりました。

きっかけは翔君でもいいんです。
それで何かしら自分で考えるようになってくれれば。
ただ、翌日が実力テストという事で、
後で「テレビの見すぎ」とおとうとバトルになって
おりましたが・・・

そして、夜中
「情熱大陸」の録画を見ました。
「石巻日日新聞」の記者達の奮闘ぶりを追っている
ものでした。
昨年の震災当日印刷機が水につかってしまった
石巻日日新聞社、なんと手書きで壁新聞を作り
6日間にわたりあちこちに貼ったそうです。
すごいです、記者魂です!
その時の壁新聞は「ジャーナリズムの原点」として
世界中から賞賛を浴びたそうです。
(当時知らなくてすみませんです)

その後震災に関する記事を書くことは自分達も被災者なので
住民とあまりにも近い関係のために苦労したなどの話も。

あるケーキ屋さんの言葉
「『がんばろう』とか『絆』とか聞くだけで疲れるんだよね。
毎日一生懸命がんばってるのに、まだがんばらなくちゃいけないの?って」
記者自身もうなずいていました。

番組中、外国の方からのメッセージ
「今までの暮らしに早く戻れますように」
また日日新聞報道局長が悩みに悩んで使ったコラムの最後
「一日も早く安穏とした日々を・・・」
が今の被災者の方たちの気持ちに一番寄り添っている言葉なのかなと
想いました。
言葉って難しいですよね。

(番組で出てきた会話の言葉、少し違っているかもしれません。
記憶を頼りに書きましたので・・・)



Posted by だいちゃん at 14:30│Comments(0)
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