だいの字かわら版

　家族揃って昼ごはん、干しカレイの頭にかぶりつくおとうを見て、次男が
「頭が良くなるように、頭からかじってるのか」
「そうそう」
とおとう。すると

「もう手遅れじゃないか」
と次男・・・一瞬フリーズする他の面々。
おとうもカレイをはしでつまんだままフリーズ

「でも、お父さんはもともと頭がいいから」
絶妙なフォローを発する長女。
「そうだね。・・・それにジュンやジョウは手遅れじゃないから
頭から食べたらって、シッポから食べてるか」
と私。

「ボクたち、足が速くなりたいからシッポから食べるんや」
「なっジュン」
「なっジョウ」

「ち○ち○が大きくなるようになんじゃないかっ」
とおとう・・・
再び凍結する食卓が次の瞬間

「なわけねぇだろう」
「なあ、まっくおとうは、ぎゃはははは」
と男子組。
しかし全く笑えない女子組特に多感な時期の長女は「けっ」
と冷たい視線を男子組になげかけもくもくとごはんを食べるのであった。

双子のルーツはおとうだもんな。この父にしてこの双子ありっ

追伸
　　小学校ではなぜか、魚は頭から食べると頭が良くなり、
　　シッポから食べると足が速くなると言われているそうです