だいの字かわら版

　８月２１日(土)の昼、だいの字は満員のJRに乗り、三宮に向かっていました。
今日はイーブンニュースで「ママの働き方革命シンポジウム2010」の取材です。

よみうり神戸ホールは南京町の裏だという、お昼を食べて来なくてよかった！
露天だけど、店内で飲食できるお店でビーフンと肉まんを食す。
「うまいっ」安いし、Yザキの肉まんと同じ値段でこれかっ！感動
さあ、では腹ごしらえもできたので、いざ出陣っ

2階のホールにつき受付をすませると、場内はすでに熱気むんむん！
空席もあまりありません。
「あの～イーブンのものですが、どなたか職員来てませんか？」
「ああ、あそこにセンター長さん達がいらっしゃいますよ」
と前から二番目の来賓席に案内される・・・
(私ってセンター長に今期まだ一度も会ってなかったんだよね・・・)
「あっ、じゃあここいいですか！」
来賓席の後列に下がる。ああ、でもよく見える席でよかった。

ちゃっちゃかちゃかちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃかちゃかちゃっちゃっちゃ♪
場内が暗くなり、なんだかカッコええ映像が流れ始めました。
「ほよっ？」
いよいよ始まりのようです。

ジャンッ！と明るくなる場内。さあ革命の時が来ましたっ！！

まずは、NTT西日本相談役　上野至大さんのあいさつ。
つづいて兵庫県理事の清原桂子さん。そして読売新聞大阪本社の末松局長さん。
う～む、あいさつだけでもすごいっ。こういう面々を生で見るチャンスもなかなかないぞっ！と緊張

そして、基調講演の講師である
ＮＰО法人フローレンスの代表理事、駒崎弘樹さんが登場っ！
場内の空気がものすごい期待感で温度が上がったような瞬間です！！

まずはなぜ自分が病児育児の仕事をやることになったか・・・
ということから、お話が始まりました。

お母様がベビーシッターをしていた時の話で、
ある日よく双子のお母さんがに仕事を断られた駒崎母。
それは、風邪を移しっこした双子の看病をして一週間ほど
会社を休んだら、「もう来なくていい」と言われ、
双子を預ける必要がなくなったから・・・

それを聞いた駒崎さん、
「病気の子どもを母親か診るのは当然だっ
それで、仕事をクビになるなんておかしいんじゃ？」

ご自分はアパートで一緒だった親戚でもなんでもない
おばちゃんに面倒見てもらった、けれど今の日本では
そんなおばちゃんはどこにもいないんだ・・・

そう気づいた駒崎さん、学生起業家としてＩＴベンチャーの仕事をすでに
していたのを辞め、病児医療の全く未知の世界へ飛び込んだのだそうです。

超長時間労働、家事ができないから辞めてしまう女性社員など
いろいろな壁が。でもその度に工夫し、テレワークを取り入れ、社員同士のコミュニケーションを
考え、現在の働き方に至ったようです。
その内容は「イーブンニュース」で詳しくお伝えできればと思います

駒崎さんの基調講演の後、第2部では
パネルディスカッション「ママが働く日本をつくる」
　①女性が生涯を通じて働き続けることが難しい日本
　②女性が働き続けるためには
というテーマで、
　㈱ベアーズ専務取締役　高橋ゆきさんがコーディネーターとして
またパネリストに
　兵庫県理事　清原桂子さん
　NTT西日本相談役　上野至大さん
　ＮＰО法人フローレンスの代表理事、駒崎弘樹さん
　㈱ジェットクリエイト　代表取締役　恵　夕喜子さんが登場　
皆さん、女性の働き方について貴重な意見をいっぱい下さいました。



追伸
　　帰宅するとなんと、おとう特製カレーが
　　ありがとう、おとう。普段忙しいのに、今日は私の代わりに子どものお世話と家事などを
　　引き受けてくれて。感謝です

そして質問コーナーでは、
聴講者の中から質問を受け、指名のパネリストの方に答えていただくありがたいコーナー。
最後の最後にだいの字も質問しましたよ。
「自分は子育てしながら、在宅でライターをしています。
おっ、自分の働き方最先端じゃん！とか思ったんですが、問題は主人で・・・
大手のメーカーでエンジニアをしていますが、週休2日は名前だけ。残業で常に終電近い帰宅。
夏休みを取る為に、その前の週は終電にも間に合わないことが。
大手が変われば、日本は必ず変わります！！それにはどうしたら・・・上野さん、お願いします。」

「私も悪い見本でしたから・・・。やはり共助、ともに助け合うことが必要だと思います。
同じ仕事をして長時間一緒にいる仲間ですから、職場の仲間にまず自分の家族の様子を伝える。
奥さんが今妊娠してるとか、子どもが小さいとか、そして理解してもらう。そして助け合う。
まずご自分が変わっていくことです」
などなど貴重な意見をいただきました。

そして、「今の質問に・・・私も」
と駒崎さん自ら
「大手でも働き方を変えていかなければ、これからの世の中必ず破綻します。
誰もJALが潰れるとは思ってなかったですよね。」
と付け加えていただきました。

すると、終了後に「あなた、太子の方でしたっけ姫路の隣の」
とロマンスグレイの紳士に声をかけられました。
「はい！」
「私、仕事と生活センターのものです。うちの担当者が姫路のほうへも行く
予定ですからね」
と、どうも主人のことを心配して声をかけてくださったようです。
後で、まじまじと名刺を見るとなんとセンター長さんでした！！
最前列、ど真ん中にいらっしゃった、「しゃらく」のОさん、ごあいさつできず残念でした！
休憩時間中に再会した、キャリアカウンセラーのＴさん、Ｋさん。

隣の席にいらっしゃった、アイビーインターナショナルスクールのKさん。
質問コーナーで最初に手を挙げられた二児の母、ドコモ･エンジニアリングのFさん。
こういう場でお会いできたことに感謝です。

暑い夏に熱く燃えるゲストと聴講者。いつもでも熱気が冷めない会場では
名刺の交換などが続いていました。