だいの字かわら版

さる１０月８日(金)
だいの字は少々緊張した面持ちで、
太子の石海公民館に向かっていました。
この日は教養講座。「ままwithきっず」でもおなじみ
ＮPО法人生涯学習サポート兵庫の理事であり、一児の父
そして遊びクリエーターの山さんこと山崎清冶さんの講座が開かれました。
題して、「思った以上に頭は固い　パート４」

前日、「石海boogie-woogie」でおなじみ、いわみ館長さんに
電話して、受講生は「婦人会の方も来るので中高年向け」と
聞いていただいの字。自分世代のアラフォーママも来るんだと
思い、いざ着いてみると・・・

見渡す限り人生の先輩達ぱかり・・・かも
私、最年少・・・かも

そんなこんなで山さん登場を座敷の座布団に座り待ちました。

おっ、ついにかわゆいシマシマツナギを着た山さんの登場
小脇に抱えていた青い宝箱？を開け、神妙な面持ちで
次々と小物を出していく山さん。みんな何が出てくるんだろうと
目が釘付けでした。横にはクラッシックなギターもおいて

さあ、山さんが立ちあがりました。
手を使った手遊び風のもの、体を使ったもの、いろいろなワークを
通して、遊びの真髄を教えてくれます。
そして、ぜひ地域の大人がこども達にこんな遊びを伝えて、一緒
にやって欲しいとも・・・

印象に残ったお話。
ある小学生の男の子が、学校に行くのが嫌になり
一週間休みました。休んだ後登校中、
見守り隊のおっちゃんが
「おはようっ、一週間ぶりやな」
と声をかけたそうです。

そして、その何気ない声かけがきっかけで
少年は学校へその後通うことができるようになった
ということです。

なんて素敵なお話でしょう。
親でもない、先生でもない誰かが、自分を見ていてくれた
そのことに少年は救われたんです・・・と
山さんは話していました。

ワークあり、ためになるお話あり、笑いありと
盛りだくさんの山さんの講座。
終了する頃には皆さん子どものような笑顔に
なっていました。

終了後、「いつもお世話になっております。」
「あっ、こちらこそ、お世話になります」
とどこまでも礼儀正しい山さんは

ある看護学校で講座をした時に
生徒の１人が「ままwithきっず」の山さんの連載に気づき
クラスの皆に回覧していて
「あたしもミッフィーのシール集めてる」
と盛り上がったうれしいお話、

PTAのない小学校がついに兵庫県に２校
出来たこと、不登校のことなどいろいろ
お話してくださいました。
どこまでもこども達のこと、地域のことを真剣に
考えている山さんにとても共感して
興奮冷めらやぬまま、自転車で帰宅しただいの字
でした