だいの字かわら版

　今頃ですが、昨年のマラソン大会の話で実は、こんな裏話が・・・

運動には少々自身があるうちの双子っち。
１０位内に２人とも入ったら、レゴのお高いブロックを買うと
いう約束をしました。
がぜん張り切る２人

本部役員はゴール手前のコーナーを見守る係り。
目の前を横切って行った長男は１０位内には入れるかも
少し遅れて次男の姿も・・・
瀧北家初のマラソン大会上位入賞なるかっ
血沸き、肉踊るだいの字であった

さて、歓声の感じでどうやら一年生ゴールしたようです。
お茶を届けに行くと、その場を離れ、長男に
「何位」と聞くと、なんと「２位」
やたっ♪♪
次男は「１5位」こちらもウチの家族ではありえない上位の数字です
実は前の子がつまずいて、自分もつまずいたので少し遅れたと
言ってました。それは残念ですが、勝負は時の運

ところが、もっと残念なお友だちが・・・
長男のクラスのY君、
上位入賞をねらい、長男についていこうとがんばっていたそうです。
ところが、途中長男を見失ったY君、後ろ振り返ると
「いたっ」
少し後もどりして長男について行ったそう。
そして、ゴール

「ぼく、どうしても２０位内に入りたかったんだ。
おたがいよかったね、ジュン君」
「・・・ぼくジョウです・・・」
「えっっ　○△×○△×○△×・・・」

なんと、Y君が必死でついて行ったのは
長男ではなくて、次男の方だったのです。
後もどりさえしなければ、長男についていったらば
きっとY君の実力なら１０位内、いえいえもっと上位だったに
違いありません。

「ひえぇぇっ、そうだったんだあ、Y君かわいそうに」

後日談として、長男にY君が言ったそうです。
「来年のマラソン大会では、背中に大きくジュンって書いて
走ってね。後から見ても間違えないように」

そんなに似てるのかなあでも長男がゴールした時も
「ジュン君かな、それともジョウ君かな」
と回りにいたママさんたち、わからなかったそうです

最近になってもまだ
「２位だったのはジュン君？」
と聞かれました。

ちなみに次男が１０位内に入れませんでしたが、
つまずいたということもあり、無事レゴの高価なブロックを
せしめた双子でした



Y君、来年は孤独なランナーになってがんばれっ
君ならきっと上位入賞だっ